青森・奥入瀬渓流

2004.7.17〜19

7月19・20・21日の連休に女房と2人で十和田湖の奥入瀬 渓流を訪ねた。最初の予定では読売旅行に申し込んでいた。 寸前になって、参加者が少ないためツアーキャンセルで中止 その内容はバスで奥入瀬を通り、途中何カ所か下車、交通事 情により車窓からの見学になります、であった。そのかわり 松島・平泉中尊寺・八幡平そして最後にはりんご園と内容は 盛りだくさんのコースであった。 中止ならしかたがない、旅行社に頼んで探してもらったの が飛行機と宿だけがセットになったツアー。バスなどは自分 で手配するコースであった、それも残っているのが飛行機 ラスト3席、即それを予約した。宿は十和田湖畔、休屋の「 十和田湖グランドホテル南館」色んなところへ行けない代わ りわりに2日目に奥入瀬渓流をたっぷりまる1日散策するこ とが出来た。3日目はバスで青森に向かう途中ロープーウエ イに乗り八甲田山に登った。青森駅で土産や機内で食べる夕 食を買っている間に雨が降り出した。そこからバスで空港へ、 18:20に青森空港を飛び立ち20:15伊丹空港へ無事帰っ てきた。




伊丹空港を10:25プロペラ機で青森へ、空港から青森駅、青森駅から奥入瀬を通り 十和田湖(休屋)までバスを乗り継ぎ16:40ホテルへ到着。温泉につかり明日に そなえる。2日目朝6:00ホテルから10分ほど乙女の像まで散歩。湖畔では地元の 人たちがあちこちでゴミ拾い、国立公園を美しく保つのは地道な努力が必要なんです。

1/6s F22

奥入瀬渓流:十和田湖畔の「子の口」から下流の焼山まで続く14Kmの渓流。
渓流散策は焼山より少し上流の石ケ戸から子の口までの約9Kmと決め、 (写真上左の案内図真ん中あたりから左へ)宿からバス に乗り、子の口を通り10時すぎ石ケ戸へ到着。スローシャッターで撮影予定のため カメラに三脚を取付けそれをかついで散策スタート。
石ケ戸:巨大な一枚岩がカツラの老木に寄りかかっている。昔、女盗賊がここをね ぐらにしていた、という伝説がある。(写真上、中2枚)

1/8s F9 1/5s F18 1/5s F18 1/1000s F8

上4枚:阿修羅の流れ。

1/6s F11 1/6s F14 1/8s F13


雲井の滝:約25mの落差を2段になって流れ落ちる。
水量が豊富で堂々とした瀑布。滝壺のすぐそばまで歩いて行ける。

1/4s F22 1/6s F22 1/30s F20

上、左2枚が白銀の流れ。渓流のあちこちでキャンパスに絵を描いて いる姿が見られた。右端が九段の滝。

白銀の流れ:ゴロゴロと転がる岩の間を、白いしぶきを上げながら流れる ダイナミックさが魅力。

1/15s F20





流れ落ちる真横に階段通路がありマイナスイオンをおもいっきり 吸収した。カメラがしぶきでぬれないように注意。NHKの ハイビジョンカメラを三脚でセットし3人のスタッフで撮影していた。

銚子大滝:幅20m、落差7m、奥入瀬川本流唯一の滝。
十和田湖まで遡上しようとする魚を阻んでいるので、別名「魚止めの滝」 とも呼ばれる。
すぐ横を通る道路では大渋滞。2台すれちがうのがやっとの所へ、乗用車が違法駐車。 そこへ団体客を迎えに大型バスが停車、もちろん客はすぐに集まらない。
そんな所にバス停、あと30分歩けば十和田湖の子の口。女房は歩く気持ちはない、 歩き出してバスが来たらどうするの・・・、バスが来るまで待つことに。13:54が約 20分遅れでバスが到着、ネッ!待ってよかったでしょっ。
子の口でちょっと遅めの昼食。山菜うどん、もちろん稲庭うどん。食べていると奥入瀬 地ビール、なに焼きほたてもあるじゃん。ほたては生ではなく少し干したものなんですが、 それでもいいですか?何でもいいから持ってきて!
子の口から宿のある休屋まで遊覧船(\1,320)に乗ることに。30分おきに船は出る。 15:30の船に乗る。他の客は東北のどこかのお寺の親睦団体。それ以外は我々だけ。 遊覧船なので案内の放送は流れているが、朝から渓流散策で歩き詰め、それに生ビール をプラスして、目がさめた時は休屋へ着いていた。




昨日、今日と十和田湖湖水祭りで20:20頃から花火が打ち上げられる。船が着いたのは 16:20、花火までまだ4時間もあるのに大勢の人たちが湖岸にシートを広げ座っていた。 昨日は寒かったのでホテルの部屋から花火見物をした(湖岸から約20m,真っ正面に花火 が見える)が今日は私一人湖岸で花火見物をした。歩き疲れた連れ合いは今日も部屋から 花火見物。




帰りは行きと違ってジェット機、でも室内は同じように狭い。 幅は座席1列分広いだけ。でも夕焼けがすばらいかった。 下界は分厚い雲でおおわれていたが、その上の夕焼けである。 新潟辺りから福井辺りまで右側の窓からずーーーとオレンジ色 私は興奮して写真を撮りまくった。 今回は最初ツアーキャンセルでつまずいたけど、結局はすばらしい 旅であった。



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